前へ前へと進んでいく人


私は、宮舘涼太という人が好きだ。
そりゃもう好きだ。

「セクシー・ロイヤル・美しく」を掲げ、Snow Manの一員として日々活動し、バラエティ番組でマセキの人ですか?と言われる程大暴れしたと思ったら、パフォーマンスではバッキバキに踊り、確かな音程と歌声でリードにコーラスに縦横無尽に無双して、生放送の料理コーナーではうっかり肉を焦がしかける、そんな、永遠に終わらない常にわくわくさせてくれる魅力のアドベントカレンダーのような、宮舘涼太という人が好きだ。

 

10月1日の朝のTwitterのタイムライン、入所日おめでとうの文字があふれていた。
誕生日以外にもおめでとうという日がある文化って最高だななんて思い、そしてああ入所して今日のこの日まで輝き続けてくれてありがとうとしみじみ思った。
タイムラインを追っかけ終わって、ふと、そういえば宮舘涼太という人を好きになったのは一年前のちょうど今ぐらい、秋のちょっと冷たい風が吹く頃だったなと思い出した。
そう、なので宮舘涼太という人について好きなだけ書こうと思う。多分自分語りが半分になると思うけども。

 

[今日の3本立て]

・きっかけの話
・魅力の話
・だてこじの話


きっかけの話

いきなり自分語りでなんだそれって話になるんだけれども。
私には好きなゲームがある。そして、ちょうど2021年の4月ぐらいにそのゲームを遊ぶうえで、今の男性アイドルの知識が必要になった。V6にドはまりしていた時期もあるけどそれはもうかなり昔の話になるので、さてどうしようかと思った私はとりあえずYou Tubeに「男性アイドル 曲」なんてざっくりにも程がある検索ワードを打ち込んで大量に出てきた動画の中から一つずつ見ていくことにした。

その時に耳に止まったのが、紹介ラップ。
SMAP関ジャニ∞を筆頭に、紹介ラップという物自体が大好きだった私は喜々として再生ボタンを押した。
煽ってる、おお、シンプルに曲がいい、めちゃめちゃ曲が好きだ。ラップうまいな、お客さんが楽しそう。次の人の紹介をしていくの最高だな、いややっぱり曲がいいぞ、いいな?あ、好きだなこれ。よしそれならSnow Manというグループで今最前線のアイドルを学ぼうと思ったのだ。

ここから宮舘くんの話が出てくるまでしばらくかかる。

そう、初めから宮舘くんにハマったわけじゃない。
岩本くんがガチガチのかっこいい系お兄さんなのにお化け屋敷で怯えまくってまりもになっていたギャップにやられ、佐久間くんのアニメオタクという事前知識からのばっきばきのダンス。そして、すのちゅーぶやParaviで見た集団としてのわちゃわちゃした楽しさと仲の良さからくる「わーめっちゃいい、好き」を色々経由して、箱推しになってからの宮舘くんにたどり着いたはず。確かそう。

たどり着いたきっかけは確か中学生以来久しぶりに買ったアイドル雑誌
今でも覚えてる。宮舘くんが表紙のやつだ。その雑誌内Snow Manのページの中での、宮舘くんの記事を見て思わず声を出した。

「"万能の天才"じゃねえか!!」

『万能の天才』私の好きなゲームのシステムにあるスキルの一つで、成功率が格段に上がるので大抵のことは失敗しないで成功するけど、そのかわり自分が失敗したら誰からもその失敗を覆すようなアイテムとか援助は得られないっていう。天才と位置づけられたキャラクターしかもてないもので…、いやゲームの話はいいんだ。

この時のインタビューの中ではこんな事を言っていた「誤解を恐れずにでかい口たたくと、自分は大抵のことは一回二回やればなんでもできてしまうタイプ」だと。インタビュー内容的には、ジャニーさんにYouはなんでもできるねと言われて、それが褒め言葉だったのか、何でもできてしまうからつまらないねという意味だったのか今となってはわからないねとか、できないことをできるようになる時の一生懸命さとかはやっぱりとてもいいもので、みたいなたしかそんな話。
とにもかくにも、私はこのインタビューを見て叫んだのだ。
ゲームの中アイドルに向けてつくられたスキルを、現実のアイドルが持っている、だって???嘘だろ!?現実に存在するのかよジーニアス!すごいな!おいおいSnow Manは二次元的な要素を持っているとは思ってたけどドンピシャじゃないか!
ええーーすごい、うそーーーすごーーーーい、うわーーまじかー、えーーー!!!!

本当にめちゃくちゃおもしろいなと思った。何度も記事を読み返したし、テンション上がったせいで椅子がくるっと回転したりした。
私のその時点での宮舘くんに対するイメージはゆっくり自信満々に喋る人、馬鹿ほど我慢強い人、たまに面白いことするけど、公の場ではどちらかといえばクール、みんなとあんまり群れずに一歩引いて後ろから見守ってるような人。
ゲーム中の周りからの援助を受けられないような孤高の人というわけではないけれど、それに近しい少し離れたポジションに居たり人の助けを受けない人なのかなと思っていたから余計にびっくりしたのだ。
だからこそ、そこからは早かった。一気にぐぐぐぐっと惹きつけられた。興味の持ち方はおかしいかもしれないけど、冗談抜きで宮舘くんへの認識力とか目の惹きつけられ方が3倍ぐらいに広がった。

私は存外「知りたい」という欲求が多分人よりすごく強い。知的好奇心なんてものじゃなくて、シンプルに「知る」という行為に楽しみを見出すタイプの人間で、そのせいもあってこのゲームの世界を3次元に持つ人はどんな人なんだろう、の気持ちがむくむく育ち、貪るように以前見たはずのすのちゅーぶにParavi・アイランド動画を何度も見直し、テキスト媒体の先人の方々のブログ、雑誌のバックナンバーをどんどん集めていた。

カメラにめちゃめちゃ近づいて「俺こんなにみんなの近くに行ったことないよ」っていうのは見たことのない姿で、こんな可愛いことするのかって思ったし
うーわ料理すっごい上手じゃん!え、目の前の食材でレシピ無しで作れるのはガチなのでは??とか
お化け屋敷全然怖がってないじゃん!!!ハート強すぎるとか
脱出王の時の口の左端あげる悪い笑い方で心臓ぎゅってなったりとか

とにかく、本当にいろいろと。
そんな風に宮舘涼太という人の知識を収集していく中で、はじめに抱いていた見え方はすっかり変わっていった。


なんでも一回か二回でできるようにはなるけれど、
できるようになるのが早いだけで、そこから先極める為の努力を誰よりも積む人で

一歩下がってみていることは多いけれど、
ここぞという時にバッチリを発言したりサポートをする人で

あとなにより"国王"とは言われどっしりかまえてはいるけれど、
子供らしいところもあって無邪気な人なギャップのある人だなとか


気がつけばもう戻れないぐらいどっぷり宮舘涼太という人にハマっていた。
この人はなんてすごいんだろう、宝石すくいを無限にやっていいみたいな最高に贅沢な環境だなと何度思ったか。
知ろうとすればそれだけ新しい話が出てくる、宮舘くんの人柄やエピソード、それから周りの人との関わりの中で生まれた話等等々。無限に魅力が湧いてくる。いつまで経っても、あ、またこれ知ってるやつだみたいな状態にならない。
魅力に満ち満ちた宮舘涼太という人から一切目が離せなくなった。

自分の好きなアイドルにたいして、どんなふうにハマるかは人それぞれだけど。
私の場合はこんな感じ。

 

魅力の話

前に、だてこじは「なんか」とか「わかんないけど」が頭についてくる理性の及ばない感情部分で好きだという話をしたんだけども、宮舘涼太という人を好きな理由には比較的明確な理由がある。
知りたい欲求の強い私にとって、終わりのない魅力のアドベントカレンダーみたいな宮舘くんはたまらない存在だ。

アドベントカレンダー、クリスマス前に、毎日一つずつ日付の部分を開けると中にお菓子や小さなおもちゃが入ってる日めくりカレンダーの豪華版みたいなあれ。毎日今日は何が入ってるのかな、明日もまた何か出てくるんだ!昨日は飴だったけど今日は小さいおもちゃだ!みたいな。ワクワクしながら日付の書かれた蓋をあけるやつ。
宮舘くんが出る何かしらを見る時毎回こんな気持ちになる。

今日のラヴィットはどんなことするんだろう。え、まって?なんか箱被ってる。あ!黒髪!黒です!!!
Venue101どうかな、あ、ビジュアル抜群!まってなんかこっち見てすっごい動脈ピースしてる。その遊び方始めて見た。
雑誌、前回が最高峰だと思ったけど、今回なんかさらにやばい良すぎるがすぎるちょっとは加減して、、…え、節制したの?5kg?うわああ結果がしっかり反映してる。でもご飯は食べてほしい。
ラジオ、おわーきょうふにゃふにゃしてる。いつもちゃんとしてるのに、あ、噛んだ!でもそれを笑いに!
大喜利…どう?…あ、あ、後半怒涛の勢いで盛り返してる!すごい!!!

等々、尽きないんだよねえ本当。
本来のアドベントカレンダーと違うところは、終わりがないところだけ。
無限に続いている蓋を開けた先には、にっこりしたり、胸がぎゅっとなるほどかっこよかったり、瞬間的に大爆笑してしまったり、とにかくワクワクしてドキドキする。それがしかも確定で起きるんだ。今回はいつもと同じで安定してて良かったねがない。常に新しい何かを見せてくれる。

少し話を戻して「知りたい」という欲求のところに焦点をあてると、
パーソナリティーや容姿、パフォーマンス等々、ある程度知ると大抵の場合それ以上の新しいもの入ってきづらいはずなのだ、本来ならばね。それに、月に最低5冊の雑誌でインタビューを受けている、それだけ自分のことをはなさないといけないのだどこかで聞いたことのある話が出てきてもおかしくない。
なのに、なのにだ。宮舘くんは毎回、知らなかった新しい魅力を見せてくれる。

雑誌だけじゃない、Youtubeや収録番組にテレビの生放送、ラジオにブログ。いや好きだからこその贔屓目の可能性もある。より細かく見えているだけなのかもしれない。それでも、それでも毎回とても魅力的=新しい何かを見せてくれる。
宮舘担の人は思ったことないだろうか、ラヴィットを見る度になんか面白くなってるなとか、料理しながら喋れるようになってるなとか。あ!これなすなかさんのファーストタッチじゃん!とか
ダンス、前から体めちゃくちゃ動くけど、今回はどこがどうすごいのかわからないけど、前見た時よりすごい、かっこいいとか。あと、すのちゅーぶ、前よりすごいボケるじゃんどうしたの。とか。前よりもっと笑顔が増えてる!とか
技術的なことだけじゃない、内面的な部分の表への出し方に関しても変わっている気がする。まだ1年しか経ってない私がみても「一年前の動画と違う」って感じるんだから多分そうなんだと思う。

見る度に違う。見る度に前に進んでる。
1mmも停滞せずに常に前へ前へ前へ進んでいる。

こんなにアイドルとして魅力的で、人としても尊敬しかしない。
そんな人好きにならないわけがないじゃないか!!

 

 

だてこじの話

宮舘涼太という人の話をするうえで、やっぱりだてこじの話もしたい。
なんで好きなのかは前話したから、きっかけの話だけ。

そもそもになるんだけど、宮舘涼太と誰かのコンビで一番初めに気になったのはゆり組だった。
幼馴染、生まれた病院・幼稚園・習い事・高校・大学が一緒でシンメ、A型とB型、ツリ目とタレ目、メンバーカラーが赤と青。なんだ、なんだこの漫画においてこの設定作ったら盛りすぎだろうっていう関係性とデータの揃い具合は!!!と一本釣りされた私は、すぐに「ゆり組!!!!」となって雑誌を読み漁ったわけですよ。
過去のan anにゆり組で出てたのもゲットできたし、とにかく二人の『ただの幼馴染、それだけ』という事実を謳われたうえでのちらちら見え隠れするエピソードに「あーー昔から知ってる誰かと仕事してる」ってすごいなあとか、「なんかいいなあこの二人」と思っていたのです。Jrの時のリハ中の時の涼太呼びとか、おにぎりの時の同じ具材のおにぎり用意してるのとかなんかもうすごかったよね。

で、ここからはだてこじの話だ。
渡辺くんのインタビューを見ているとたまーーーーにこんな発言が見受けられた「康二と会ってからだてさんは笑顔が増えた」みたいなやつ。他のメンバーよりも過ごした時間が長い人に、こんなことを言われている康二くんとは…?とその時にはあまり良くわかっていなかったんだけど、それをああ、こういうことか!って思ったのはSnow WorldのMV撮影中のオフショット写真を見たときのこと。

これは実際どうなのかはわからないから、当てずっぽうなんだけど。
Snow Worldのオフショの中に、康二くんと宮舘くんがそれぞれ麺料理を食べてる途中の写真があるじゃないですか。あれ見た時に、あ、宮舘くんこんな場面撮らせるんだとか、でもめちゃくちゃいい表情してるなって思ったんですよね。
で、確かあの時のオフショって康二くんが撮ってる写真含まれてたはずで。もしかしてこれも康二くん撮ったの?とか思って。
で、その後に康二くんの方の食べてる写真見たらピント合ってなくてちょっと荒い写真なんですよね。
カメラマンさんがこんな写真撮るわけない、康二くんがこんな写真取るわけ無いというか撮ってたとしても販売のオフショに上げるわけない、ということはこの粗さに意味がある……あ、これ誰かメンバーが撮ってる?他の写真見るにだてさんか、あべちゃんのどっちかかなってこの時は思うにとどまったんですけど、後日、同じテーブルで二人で麺食べてる動画あったよって聞いて、これもしかして宮舘くん撮ってね…?って。
うん、頭抱えちゃったよね。
仲良しだなあって思ったんですよね、自分がなにか食べてる写真撮らすなんて大分仲がいいなって。ああ、なるほどインタビュー記事で言われていたあれこれはこういうことかと。
そこがきっかけでだてこじが気になり、現在に至ります。

そういえば前に書かなかった彼らのテンポ感の良さだったり落ち着くといった話に関してひとつ。
宮舘くん、パブリックイメージでは物静かな人(最近はそうでもないかもしれないけど)、康二くんは元気いっぱい!甘えん坊な人だと私は思ってる。でもこの二人、酔っ払うと逆になるんですよね。
康二くんは、本人曰く酔っ払うと静かになる。宮舘くんは、康二くん曰くリモート飲みをした結果「酔うといい感じで甘えてくる」とのことで。
人間、酔っ払うとアルコールが脳に作用して外側から麻痺していくんですよね。それでとりあえず理性が効かなくなってその人のパーソナルな部分が出てくる。泣き上戸とか笑い上戸とか、私はこれのせいだと思ってるんですけど。
ってことは、この二人本来のパーソナルな部分の中に、相手がパブリックな場でしている振る舞いを持ってるんですよね。
ああだから、普段接しててい楽なのかなとかテンポよく話したり、懐いてる発言が出たりあするのかなって思った次第です。

ふう。

ちなみに、私はゆり組と康二くんの三人のコンビも好きだ。あんまり、というかその3人が一緒に何かを喋ってるのは殆ど見かけないけど。あ、アルバムのBehindに入ってたっけ。
康二くんがあんまりゆり組と呼ばずにしょっぴーとだてさんっていうところも好きだし。あの、同じクラスだけど別グループに在籍していて、仲が悪いわけではないけどめっちゃ話すわけでもないその二人となぜかすごく仲がいいっていう謎のコミュ力おばけみたいなそんな感じの3人が好きだ。
康二くんがいたから二人が前よりは喋るようになったみたいなエピソードは存在しないけど。なんか三人で居るのを見てるとさっき言った風景が頭をよぎっていく。

渡辺くんの話す、康二くんと宮舘くんの話。見た。
宮舘くんが話す康二くんと渡辺くんの話。多分見たことある。
康二くんが言った「昨日だてさんとしょっぴーがうちに来たんやけど」。詳細を教えて欲しい切に。

いいよなあ、あの三人。
うまく言語化できないんだけど、なんかいいんだよなあ。

 

最後に

最後もなにも、もっとだらだら書きたいことは合ったけど気がついたら原稿用紙15枚近く書いてたからもうおしまいにする。
で、これを書いた数日後には、宮舘くんはまた新しい魅力を見せつけてくれて私は胸がギュッとなるんだと思う。

たのしみだなああああああああああああああ

「甘える」と「懐いてる」から考える、だてこじ回

 

まずはこれを読んでほしい。

 

【2022.09.30 素のまんま】より

向井「だてさん?あーだてさんにはあ…あー、いやどうですか?いや?甘えてない俺?たまに」
宮舘「甘えるも何も、まあ時と場合によるんでよすよ」
向井「甘えてるっていうか俺は、だてさんに懐いてるよね?」
宮舘「(笑)いやいやいや、ペットか」
向井「(笑)うん。懐いてると思わん?俺」
宮舘「いや懐いてる懐いてないの話じゃないんだけどお」
向井「そうでしょ」
宮舘「いや、なん、なんて言うんだろ」
向井「心の拠り所、宮舘涼太
宮舘「あのー…凄くシンプルに来てくれて嬉しい」
向井「あー。今日素直やん」
宮舘「のはある」
向井「なるほどね」
宮舘「でも、時を見ろよって話」
向井「時を見ろよ…。年齢の話?」
宮舘「ううん、違う」
向井「周りを見ろよって」
宮舘「そう」
向井「まあな、そういう時はある。周りが見えない時ね」
宮舘「ふふふ」
向井「うん、それはちょっと反省しつつ、やっていきたいなと思いますけど」

 

頑張った。再生して一時停止して、戻して、一時停止して。Radikoさんありがとう。
そうじゃない。

まずは経緯から。
ことは、ふつおたコーナー中のお便り『"それスノ"スペシャルの為にふかこじが一日番宣に走っていた日について』にて起こった。

番宣を終え、康二くんがふっかと二人で帰宅中の出来事。疲れてふっかの肩に頭をぽんっと乗せたらば、いつもみんなの前では嫌がるふっかはその日はそのままでいさせてくれたそう。やっさしい。

 

向井「肩に、ぽんって乗せる時あるやん、人って」
私「ねえよ!」

 

声に出して叫びたいツッコミだなって思ったし、思いっきり口に出した。成人男性やぞ。あまえんぼうらいくこいぬ!にしても成人男性やぞ。でもいいぞもっとやれ!!

それた。その話をしたうえで、メンバーに甘えると人がいる前ではツンを発動する人も、周りに人がいない場所では甘えさせてくれることが多いという人が結構いるそうで。うん、わかる。だってSnow Manだ。あのメンバーの中で、仲間が疲れて肩にもたれかかってきたのを振り払うような人はいない。

さて、本題だ。
そんな話の流れで、ガイさんが出してくれた「だてさんには、甘えてこない?」のカンペから始まったのが、先程の文字起こし。

タイトルにもしているけど、会話の中で特にピックアップしたいのはこれ。


向井「だてさん?あーだてさんにはあ…あー、いやどうですか?いや?甘えてない俺?たまに。」

これと

向井「(笑)懐いてると思わん?俺」

このふたつ。

 

「甘える」と「懐いてる」。甘えるはわかる。康二くんを語る上での頻出ワードだ。あまえんぼうらいくこいぬ!だ。
いや、問題は懐いてる。そうか、うん、懐くか。え?あまえんぼうらいくこいぬのこいぬは、ここにもかかってるの?

少しラジオからはそれるんだけど、これはどうしても話しておきたいしこのあとの話に関わってくるので言わせてほしい。多分今年(2022)の1月のアイドル紙でのインタビューだったと思う。
甘える?どう?みたいなテーマの話で、康二くんはこんな感じのことを言っていた。

 

「俺は甘える時はフィジカルだけ、精神的には甘えない」

 

これを読んだ時に若干のはてなを頭に浮かべたのだけど、最終的にはこう思うことにした。

 

「ハグとかの甘える行動はするけど、本当の意味での弱っちい弱音は吐いたり、頼り切ったりはしない」

 

ってこと?
本人はそのインタビューの中で「抱きついたりするのは充電みたいな感じ」とも言っていた気がする。でも、充電て言うのならばそれって精神的にも癒やされていない?つまりそれって甘えてるのでは?と、最初は思ったのだ。
でもまあ世間一般での「甘える」という行為に分類されるものが何かは私は知らんので、それならここでいう精神的に甘えるというのは、弱音を吐く的な意味での精神の弱体化と依存とかそういう感じの精神的な甘えってことだよなと思った。

これを頭においておいてもらって上で、話を進めたい。
次は「だてさん?あーだてさんにはあ…あー、いやどうですか?」この部分。この考えを瞬間的に巡らせている部分。
これってようは全然宮舘くんにはフィジカルで甘えてないからエピソードがない、どうしようかな、でもないとは言いたくない、それならどうするかっていう繋ぎの言葉のように私には聞こえた。
これを読んでいる人はわかると思うけど、これは決して仲が微妙だからじゃないはずだ。じゃあなぜか、宮舘くんがボディタッチそんなに得意じゃないって言うのを康二くんは知っているから。だからそれを考慮してフィジカルで甘えるようなことはあんまりしてないんだろう。いや正直この事実だけでだいぶ胸がギュッとなる。雑誌撮影では見るけど動画ではなかなか見ないしね。何かで、嫌がる人にはやらないと言っていた康二くん、フィジカル甘えをしたいと言ってたのに宮舘くんにはフィジカルで甘えない康二くん。あーー相手への配慮、どんなに仲良くなっても一定のラインは必ず守る配慮。はあ………好きだ。

 

で、そんな中で甘えてるエピソードに近いものを考えた末に出た康二くんの結論がこれ

 

「甘えてるっていうか俺は、だてさんに懐いてるよね?」
「懐いてると思わん?俺」

 

「な」「つ」「い」「て」「る」?

はい?

 

【懐く<動詞>】
慣れ親しむ

【親しむ<動詞>】
1.親密に接する。親しくする。
2.いつも接してなじむ。

 

いやわかるよ。康二くんは自分の感覚の中での「懐いてる」を言っているのであって辞書的な意味を載せた所でって話だ。でも調べずに入られなかった。聞いた瞬間に「なついてる?」って全部ひらがなになってしまったからだし、今書いていても相変わらずひらがなだ。
ついでに私は懐くという言葉を使う時「無条件で慕っている」「全幅の信頼」、なんならお腹を見せて撫でてって言うぐらいの意味を込めて使うことが多い。
例えば「あらーすっかりお兄ちゃんに懐いちゃって」とか「うちの猫がおばあちゃんにだけ懐いてる」とか、そうそうあとはポケモンのなつき度での進化とかの懐く。
どれもこれも「無条件で慕っている」「全幅の信頼」そして笑顔で近くにいるようなそんなことを想像してしまう。
だから余計に辞書的な懐いてるってなんだっけと調べずにはいられなかった。結果がさっきのものだ。

ただまあなんとなく、話の流れで考えるのであれば。フィジカルで甘えるけども、弱音を吐くタイプの甘えはしない。
宮舘くんにはベタベタするようなタイプの甘える行動はあんまりしてないけど、仲はいいんだよ。それを伝えたいと思って出た言葉が「懐いてる」だったのかなと。

 

【だてこじ<名詞・形容詞>】
1. Snow Man内のコンビ。宮舘涼太向井康二の二人。
2. 親密に接する親しくする様子。
3. いつも接してなじむ。

 

だてこじと懐くの合体。多少の違和感程度でほぼあってない????
ちなみにこれは次の話にも繋がる内容で。「懐いてる懐いてないの話じゃないんだけど」と自分の回答を探している宮舘くんに対してぽろっと出た言葉がこれ。

 

「心の拠り所、宮舘涼太

 

標語か。

 

とんでもないパワーワードをさらっと投下してくるから本当に康二くんは怖い。
そういえば、私はひとつ前のブログでこんなことを書いた。

康二くんにとって宮舘くんは、自分にどんな意味でもストレスをかける存在ではないのだと思う。
以前雑誌のインタビューで、宮舘くんに対して「テンションが毎日一緒。楽かも。波がない」みたいなことを言っていた事があるぐらいだし。それに宮舘くんは康二くんに対して、何かをただそうとする時ですら「それは違うと思う」ではなく「らしくない」という人だから。
(中略)
ここからは私の妄想。
(中略)
だからこそ芽生える信頼感や安心感はあると思う。
心を見せてもいい人だと思ったとかなんかどこかで言っていた気がするけど、ノーガードで居てもいつだって穏やかに過ごせる人というか、そういう存在はとても貴重だ。まあ、康二くんはそこまで激しく弱々しい人ではないと思うので、きちんと言ってくれる優しさを持つ人との関係性も同じぐらい大切にはしてると思うけど。でもだ、先にも書いた通りどうしても疲れちゃう時には宮舘くんみたいな存在はとてもありがたいと思う。


「心の拠り所、宮舘涼太


これがするっと出てくるってさっきも言ったけども結構すごいなと思う。
何回でも言うけど、精神的には甘えないと言ってる人が拠り所と言っている。落ち着くとかじゃなくて拠り所だ。いやすごいだろ。

ただ、本当にこれは私の勝手な推測なんだけど。
康二くんが言った「拠り所」は、物理接触の甘えるの話をしてた流れの話なので「よりどころ」の"より"は『拠り』ではなく『寄り添う』の寄りなのではないかなと思う。
なので、支えてくれる存在みたいな、「人」の字の長い方の奴的な一方的な甘えではなくて。肩に頭を乗っけるような物理的な接触ではないけれど、心を近づけてもいい人、寄り添ってくれる優しい人みたいなそんな使い方なのではと。

はあ、そんな風に思える友だちがいるのが心底羨ましい。羨ましいぞ向井康二…。
これやっぱり懐いてるって全幅の信頼も含んでません?

特にさ、ふっかとのエピソードを話す時の、ちょっと笑い声の音が言葉の後ろに混じってつらつらつらって喋る感じ。あと、あの人そういう人なのよってもうずっと笑顔の口で話してるから若干喋りづらそうに、ラジオ向きじゃないとわかっててもニコニコ話す感じ。あれは、大好きな友達の楽しい話を、他の好きな友達ににっこにこで話す時のテンションだった。地元の友達に学校の友達の話をするみたいなやつ。
あとここのターンはお互いの掛け合いが、カフェでお茶しながら話してる気すらして、ブースじゃなくて後ろにテラス席が見えた。はあ…いいな。いいぞ。

そして、そんな懐いてない?発言に対して宮舘くんの返事がこれ


宮舘「あのー…凄くシンプルに来てくれて嬉しい」


これ、「凄く」が何にかかってるかで意味が変わってくるんだけど、多分次のうちのどちらかだと思う。

①[シンプルにかかる]物理行動じゃなくて、言葉や距離感できてくれるのが嬉しい
②[来てくれるにかかる]懐くなりなんなり、自分のところに来てくれるのが嬉しい

ちなみに康二くんは多分、②の方で捉えているからそのあとに「今日素直やん」を続けていた。
もうね!!!どっちでもいいんだけど!!!!!

だって結果仲いいから!!!!!!

 

さて、今回のブログのタイトルは"「甘える」と「懐いてる」から考える。だてこじ回"だ。
ここからは更に勝手なことを言おうと思う。

「懐いている」は康二くんが宮舘くんに言ったこと。でもこの回全体を通して見るならば、懐いている=全幅の信頼と置いた場合に、懐いているのは宮舘くんの方だったように思う。

番組スタートから宮舘くんが喉の奥でずっと話すような、リラックスして脱力した感じにも取れるような、いい意味でこちらを意識しすぎてない目の前の康二くんと話してる喋り方だったのが、私はとても好きだった。

いい意味で肩ひじを貼っていない声。「さ!ラジオです!喋るよ!」って感じの声ではないするんと頭に入ってくる声。もしかしたら素に近い声なのかもしれないななんて、それがまた、元気に喋る康二くんの声と相まってとてもバランスが良かった。
でも、じゃあ疲れてるのか?ってなるとそれは違って。喋り方がそうなだけで話してる内容とテンポはまさに私の好きなだてこじのやりとりそのままだったので、ああ本当にリラックスしてるだけだなって。前半でいきなり小競り合いぶちこんできてたし。
普段だてこじの二人がのんびり散歩しながら喋ってる時は、内容も口数ももっと少ないかもしれないけど、こんな感じなのかなと思った。まあ、一日経ってから聞いたおかげで幾分冷静に聞けてそう思えたんだけど。

懐いている。全幅の信頼。にこにこ笑顔で腹見せてみたいなことじゃなくて、静かに落ち着いてそばにいる、なんだかとてもやりやすい。そんな感じ。
そしてそれは、その後番組終了まで続くことになる。

メインの会話の間に挟まるちょっとトーンの落ちたぼそっとしたツッコミとか補足の言葉。
美味しいものを食べて早口で相手の発言に被さりながら喋る。
会話の途中相槌に変わり喉の奥の方で小さく笑う。
ケーキのメレンゲに感動してASMRを無理やりやろうとする。
笑い声の終わりの音をそのまま引きずって次の発言に入る。

そして、その相手への信頼からくるリラックス状態でのラジオは、阿部ちゃんを呼び込んだ所で休憩中の雑談でキャッキャするテンションに変わり、最後にケーキを食べる時には、美味しいご飯を目の前にしてはしゃいでいるテンションに変わった。美味しいケーキを前にこうなるのであれば、美味しいパスタを目の前にしたら写真取る前に混ぜちゃうのもわかるし、大盛りと普通盛りなのに食べ終わりが同じなのもわかる。

さすが、みんなの万能調味料こと塩麹よりも向井康二だ。
ラジオの30分の間ですらありとあらゆる宮舘くんを引っ張り出してくれてありがとう。
懐いてるのはきっと宮舘くんの方だよ。

あと、これも聞き返していて思ったことだけど。
この肩肘張ってない喋り方、なんか直近のゆり組回のときもこんな感じじゃなかったっけなとぼんやり思う。もうこれは確認のしようがないので違ったらごめんなさいなんだけども。
もはや空気と言っている幼なじみの前で喋るテンションと同じテンションで喋るだてこじラジオ。
んーーー慣れ親しんでるなあ。あーーーーあ、だてこじっていいなあああああああ(大の字)


たった30分のラジオで、初めて聞いた時は秒で終わってしまったけど。
聞き返していると30分の中にこれでもかっていうぐらいのふたりの関係性が詰め込まれていて本当に最高のラジオだった。

さ、期限が迫ってる。もっかいラジオ聞いてこよう。

私がだてこじを好きなのは、つまりそういうことなのだと思う


だてこじ
Snow Man宮舘涼太向井康二をまとめて呼ぶ際の名称。コンビ名。だってだってこっじっじ。

 

Snow Manは9人グループなので、二人組なら9C2で36通りの組み合わせが存在する。
"だてこじ"というのは、詰まる所そのうちの一つのコンビに過ぎない。
36個の組み合わせのうちの一つ、うん、実際問題それだけなのさ。

 


でもなーーーーんか、すっごい好きなんだよね。
だてこじ。

 


「感情」という人間らしいあやふやなものを取りあげて考える時に。
私の中では『何故それをそう思うのかを、考えに考えて考えて分解して分類して理路整然ぶって至った先でそれでもなぜそうだかわからない事柄』に至ったらそれはマジの自分の根源的な「感情」だと思っているのだけれど。

だてこじを好きという、なんか、わかんないけど、が枕詞に来てしまうぐらいはっきりしていないこの気持はまさにそれで。
なんでだろうなあ、なんで好きなんだろうなあって野原の真ん中で大の字になる気分なのである。風も気持ちいいし、空は青いし、草の香りはとても良い。

でもまあ、それでも一つ一つ分解して考えようとするのであれば。
まず、大前提として私は宮舘涼太という人間がそもそも好きだ。
つまり、宮舘くんが入るコンビやトリオは目でつい追ってしまうことになる。

ああなるほどそれで、だてこじが好きなのね、で終わるわけがない。
なんでかって宮舘くんが入るコンビは8通りあるわけだ。

だてふか、だてさく、ゆり組、いわだて、だてあべ、だてこじ、だてめめ、だてラウ。
その個性豊かな8通りのコンビの中で何故、"だてこじ" なのか。


例えば、宮舘くんと康二くんの二人を好きなのであれば答えは簡単だ。

オムライスとビーフシチューを合わせたら最強だし、ハンバーグとカレーは泣く子も笑顔でむしゃむしゃすると思ってる。
でも康二くんのことが、宮舘くんと同じぐらいに特別ずぶずぶな訳じゃない。康二くんの出た雑誌を何でも買うわけではないし、単独で出演しているテレビを何でも見るわけじゃない。
誤解しないでほしい、嫌いなのではない、ずぶずぶで自動追尾のレーザーみたいに目で追わないだけなのだ。Snow Manって沼に浸って他のメンバーと等しく大の字で沈んでいる感じ。


じゃあ、余計になんでだてこじなのか。

結論から言うと、やっぱりよくわからない。
そうつまり、これは感情だ。
理性で押さえつけられる欲望とかではなく、理性の及ばない核に近い感情の部分。


でもそれじゃあこの記録は意味がない。
だから、わかるところまでをつらつらと書き連ねるのであるならば

①だてこじの二人の関係性に、いわゆる『おかゆアニメ』に似た感覚を感じている
②ストーリーのある関係性
③宮舘くんの無邪気さが引き出される場所

こんな三本立てかもしれない。

 

 


①だてこじの二人の関係性に、いわゆる『おかゆアニメ』のようなものを感じている

おかゆアニメとは、疲れている時でも胸焼けせず胃痛も起こさずに見られるアニメのことらしい。脱線するけども、個人的なおかゆ作品は、アニメなら「衛宮さんちの今日のごはん」とか「刀剣乱舞-花丸-」。漫画なら「はらへりあらたの京都めし」とか。

私はだてこじのエピソードや発言を目にした時、
そこにいい意味で、心の波風が立たずにでもなんとなく気持ちがほわほわして笑顔になるような、そんな関係性を垣間見ることができた時に

「いっやあーーー!だてこじっていいなーー!!!」と思って大の字になるのだ。


たとえば、休憩時間にスタジオの周りをぐるっと散歩したとか、シンキングタイム中にこそこそ話をして宮舘くんが康二くんの方に耳を近づけるとか。そういう感じのエピソードに日常での延長線のような関係性を感じて「いいな!!」と思う。

いや、もちろんどでかいエピソードの脱出島は最高だったし、シェアハウスの時のだてこじキッチンや買い出しもかわいいな君らってなったし、今年の誕生日お互いにサプライズしてんのかい、仲良しだな!とも思う。これは本当にマジなやつ。

でも、脱出島で好きなシーンは?と聞かれたら、
手紙や筏の上のシーンではなくて「変身ゲート持って漫画みたいな走り方で康二くんが逃げて、宮舘くんも負けじと漫画みたいな走り方で追っかけるシーン」だ。
シェアハウスなら「カフェオレを準備する段で宮舘くんに『俺行ってくるからだてさん座ってて?』みたいに立ち上がろうとした宮舘くんに何かを言って宮舘くんが浮かせた腰を下ろすシーン」だ。

二度目になるけど、反省ノートに「だてさんをもっと活かせたはず!」と書いた翌年にバラエティで「打倒舘様」って言ったとか、振り付けがなかなか入らず、泣いてる康二くんに「わかってんぞ」か「気づいてるぞ」かで宮舘くんが肩ぽんした話とか、そういうのにも、形を持たないはずの心を手のひらでぎゅぎゅっと握りしめられるような関係性を感じて、「はあ……いいなあ」と思う。


でも、それだと濃いんだよ。


信頼感とかお互いを思いやる心とか、築いてきた関係性とかを真正面からくらってしまうと「うぐっ、仲良しいいね、これからも…そのままの君らでいてほしい…」と、まるで心臓を掴まれたかのように息も絶え絶えになってしまう。
他のコンビだとそんなに思うことはないのに、だてこじにはそれを思うのだ。
いや深い関係性が嫌なのではない。断じてない。マリアナ海溝ぐらい、いやだてこじに限らずみんな関係性は深くあれ。
でもそう、なぜか、不思議とだてこじからは、おかゆのような優しい関係性を感じた時に「大好きだなあ」と思ってしまう。

私はきっと日常から仲が良くて『仕事』というオンタイムでは、本来なかなか見ることができないプライベートでの仲の良さが一瞬垣間見える、そんな瞬間が好きなんだきっと。
確かな関係性は、特段大きなエピソードがなくても穏やかな時間や日常に滲み出る。
きっと水墨画の端の端の薄く淡く滲んだ色に、描き手の筆を滑らしている気持ちや描かれた風景の哀愁を感じるように、おかゆなエピソードにだてこじのふたりの関係性を感じ取っているんだろう。

そして、だてこじにはそういった日常の延長線のようなエピソードが他のコンビに比べて多いように思う。

海外旅行に行った、休みの日に一日買い物に行った、買い物の合間を動画にとってアップした、家に招いて生姜焼きや鍋を振る舞った、夜桜を見に行った、本棚をプレゼントした、浅草の喫茶店でご飯食べてそのまま花やしきに行ってジェットコースター乗った、二人で旅行に行った。
そういうぎゅぎゅっとしたエピソードはどっちらかといえば少ない。

ん?少ない?

いやあるわ。盛大に嘘ついた。
温泉行ってるし、それいいなって言った康二くんにトリートメントあげてるし、一緒に宮舘くんのカメラ買いに行ってるし、玄関先で親御さんにご挨拶してるし、宮舘くんの家に一番最初に入ってるし、なんか謎にみや呼びしてる期間あったし、偶然会ってランチしてそのまま餃子食いに行ってるし

……。

「そのかわりに、先に言った通りだてこじは日常の延長線のようなエピソードが多い、だから私はだてこじが好きなんだ」って持ってこうとしたのにこのざまよ。


でも、私の好きなおかゆアニメのように優しかったり、日常が垣間見えるエピソードが他のコンビに比べて多いような気がするのは、事実だと思う。

宮舘くんがボディタッチが得意でないと言ったからか、康二くん対メンバーの中で一番ボディタッチが少ないコンビがだてこじだ。物理的な距離の近い仲の良さを垣間見るシーンが少ない分、すっと耳に目に入ってくるエピソードが多い。ボディタッチはしないけど、くっつかないと取れない距離感の写真を撮ったりしっかりパーソナルスペースの内側には入っていけてるのは、やっぱり仲がいいからだろう。

うん、やっぱりあの二人は、体に優しくすっと染み渡るおかゆだ。

 

 


②ストーリーのある関係性
いきなり①を覆すのだけど、私は物語のようなその二人の歩んできたストーリーが浮かび上がる関係性にとても弱い。

つまり、幼馴染の"ゆり組"も、一度喧嘩をして壁があったのに今じゃよく隣にいる"だてあべ"も、8年に渡る氷河期を超えて心友になった"だてさく"も、その関係性に「すごく、いい、幸あれ…」となることはあるし、唯一敬語で話しているのをいじられていた"だてラウ"が連携して笑いを取った時なんか手を叩いて喜んでしまう。


さて、そんな中でだてこじだ。


これを読んでいる人はきっと私よりも二人の関係性については詳しいと思うので、二人がどんなきっかけで、どんな関係性を築いてきたかは割愛する。
割愛してまで何を話したいのかといえば、関係性が日々更新されて発展している点だ。


例えば、反省ノートに「だて様をもっと活かせたはず!」と書いたその後の世界で、バラエティで躍進して大暴れしている宮舘くんに関して、番組で「打倒だて様?」と言われて頷いていたり。

Barに康二くんを連れ出して、抱え込んでることや悩みを吐き出させた時。
康二くんは泣いて宮舘くんは笑顔でお酒を飲んでたのが、リモート飲みの時には康二くんは穏やかな大人のテンションで宮舘くんの話を聞き、宮舘くんは一杯ぐらいでちょっといい感じに甘えたな感じになったりする。
そんな点だ。

停滞することなく、日々少しずつ少しずつ関係性や接し方に微妙な変化があるところが好きなのだと思う。
シンプルにワクワクする。ああ、この人達は停滞することなくコミュニケーションを日々惰性ではなく取ってるんだなって。

宮舘くんが、メンバー超えて友人みたいな感じですねと言っていた関係性が、
雑誌で「二人でどんなこと話してるの?」のような質問に康二くんが「仕事の相談事をしてる」に変化したり。
それが今度は、第三者からみたらご飯の話を良くしてるとかに変わっていたり。

でも大枠というか根底は変わることはなくて、その中で前へ前へと進む小さな変化が起き続けてる感じ。
根底にお互いへの理解と配慮と思いやり。でも決して遠慮しているわけでも一線引いてるわけでもなくて、ナチュラルにそれらが反映された関係性。それが普段のあれこれに透けて見えるのが好きなのかもしれない。

ここで捻くれたようにも見えるかもしれないことを言うのだけれど。
雑誌やバラエティ、You Tubeで見る康二くんから宮舘くんへのあれこれは、よくよく見れば宮舘くんだけに言ったり何かしていることではなく、他のメンバーへも同じようにしたり思っていることだと思うのだ。

例えば、雑誌で言っていた「だてさんの事を好きって言っている人すべてが僕は好き」とかは特に康二くんらしくて、このだてさんの部分には他のメンバーの名前も入るし、ご家族や他の大切な仲間の名前や友人の名前も入ると思う。
細かい気遣いの言葉も康二くんならではのもので、100均物件の時のすぐ近くの扉のところへ行くときの一言も、これから向こうで撮れ高狙ってくるからしばらくカメラ借りるな、ごめんな映らないところで一人で作業させての「ごめんあっち行ってくるねだてさん」だと思うし。多分これは一緒にいたのがふっかでも翔太でも誰であっても言うはずだ。


じゃあ、だてこじの時は特別何かあるわけじゃないのかと思うとそうじゃない気もやっぱりして。
例えばそれは、他メンバーを一言で表すならというお題の中で出た「だてさんの事を好きっていう人が僕は好き」の発言だったり、同じセリフでも言い方に声音や言葉のチョイスとかとか、それから康二くんが言ったことに宮舘くんがどんな返事をしたかにあらわれているように思う。

つまり特別な言葉ではなくても、そこまでに至った関係性がやりとりやタイミングに滲み出てるいるのだ。
ふたりの、何とも穏やかに見えるただの仲のいい友達のような気取らない関係性と、その後ろに控えるお互いへの絶対的な信頼感が。


ちょっと話がそれるけど、康二くんにとって宮舘くんは、自分にどんな意味でもストレスをかける存在ではないのだと思う。
以前雑誌のインタビューで、宮舘くんに対して「テンションが毎日一緒。楽かも。波がない」みたいなことを言っていた事があるぐらいだし。それに宮舘くんは康二くんに対して、何かをただそうとする時ですら「それは違うと思う」ではなく「らしくない」という人だから。

刺激をくれる人は側にいるだけで毎日に張りが出る。落ち込んでる時に励ましの言葉をくれる人は自分をどん底から救い出してくれる。暖かいハグはそれだけで緊張を解してくれる。

でも、人にはそれすらきちんと受け取って返せないほど疲れてしまう時がある。


宮舘くんの言葉はいい意味で、ただ隣に置いておくような意味合いの言葉だ。
踏み込みすぎず、突き放しすぎず、とても絶妙。
ダンスが思うように入ってこない時の「気づいてるぞ」は励ましでも放置でもない。自分を見てくれているという事実にプラスして受取り手が自分で好きな容量で意味合いを決められる言葉。
「らしくないね」は一瞬否定の言葉にも聞こえるけど、彼を知ってる上でいつもの君の状態と矜持と違っているよって気づかせる言葉で、これもやっぱり押しつけじゃないと思う。まあ、受け取り方の個人差はあるけど。

ここからは私の妄想。

だからこそ芽生える信頼感や安心感はあると思う。
心を見せてもいい人だと思ったとかなんかどこかで言っていた気がするけど、ノーガードで居てもいつだって穏やかに過ごせる人というか、そういう存在はとても貴重だ。生きていてなかなかお近づきになれることはない。
まあ、康二くんはそこまで激しく弱々しい人ではないと思うので、きちんと言ってくれる優しさを持つ人との関係性も同じぐらい大切にはしてると思うけど。でもだ、先にも書いた通りどうしても疲れちゃう時には宮舘くんみたいな存在はとてもありがたいと思う。

そんな、飲みの場でみんなで盛り上がっていて、ふと我に返ったら思いの外疲れてんなって自覚したあとの、深夜4時、端の方でゆっくり静かに飲むときの相手みたいな。
そんな関係性がエピソードとしてあげられるあれこれに滲みでている感じがする。オタク特有の行間を5kmぐらいに広げての行間読みの可能性は十二分にあるけども。


宮舘くんから康二くんはどうなんだって言うと、日が経つ毎に康二くんに対してのだる絡み度が増していく所に康二くんへの信頼感がでているなあと思う。
文字のインタビューだとしっかりしてるのに、動画になると急にだる絡みしたり無限ににこにこしたり、何しても必ず打ち返してくれる故の安心感なのか日々無邪気になっていく様が垣間見える。

私は宮舘くんを、若いうちに外の大人たちに接する礼節と振る舞いの摂生の『やり方』を覚えた結果、精神の内側的な核の部分の子供らしい無邪気さを消す必要がなくなり、大人と言われる年齢になってもそれがずっとそのままになってる人だと思っている。
これはディスではなく心から褒めてるし、私が成りたかった姿だ。
だから、薬のケースにお菓子入れるいたずらしたり、雪降ってる外にサンダルで突入して雪だるま作ったり、昔大先輩にやられたからかもしれないけど歌舞伎の化粧したまま後輩の腕に顔を押し付けたり、おいしいからってトンテキ定食をおかわりしたりする。

でも宮舘くんは、御存知の通り大人の振る舞いや礼節をきちんと身につけて日々実践し続けている人だ。
それなのに、その振る舞いは康二くんの前だととたんに影を潜めてだる絡みへと変わる。他のメンバーへもわりとボケたりだる絡んだりするけど回数が違う。隣に康二がいるならば可能な限りボケてやろう、康二のボケに乗っかってさらに笑いを展開しようみたいな独特の間と喋り方を感じた時期もあったけど最近は、自然体で絡んでいじった結果おもしろを生み出す方向に言っている気すらする(でもきっと本人にそんな器用な思惑はない)

それもきっと、絶対的な信頼感に起因するものなんだろう。
理性ちょっとだけ外して楽しそうにしょうもないことしても必ず打ち返してくれる。
それってほんと、最高だよね。


話を戻して。
小さく変化し続ける関係性と、仲のいい友達の裏に構える絶対的な信頼感。ストーリーの見える関係性が好きな私にとっては、毎回新作のストーリーを見られるその姿がとても魅力的に写っているんだと思う。

 

 

③宮舘くんの無邪気さが引き出される場所

②であげた、宮舘くんから感じる少し子供っぽい無邪気さ。これが私は本当に好きだ。
あのぱっと見が理性と我慢とストイックさの塊のような人間から急にぶっこまれる無邪気な言動に毎回心をやられる。

そう、だてこじを見ているとこの姿をよく見ることができるのだ。
彼らのふとしたやり取りを見ているとセクシー・ロイヤルどこいったんだよって思うことが結構ある。

背筋はピンとそのままに、でも少しだけ纏ってる気配がスライムみたいに弾力のある柔らかさになって、表情は変わらないけど心の中でそわそわして浮足立ってるみたいな、遠足の前日眠れなくてへやをうろちょする子供みたいな、なんか、そんな感じ。

その最たる例が、だてこじ名物と言っても過言ではない、口喧嘩だ。
大体2往復もしないで終わってしまうその喧嘩を見るたびに「本当に君ら一生喧嘩しててくれ」って思う。
まだ年端もいかない赤ちゃんの動物が、兄弟同士でする喧嘩みたいな、カップに入ったコーヒーのカサとかで喧嘩してほしいし、エビフライが一本多いことでお皿を取り合いしてほしい。愛してるよゲームよりも、しょうもない喧嘩をエンドレスで繰り広げて最後に言葉が続かなくなってしまって二人で吹き出して笑ってほしい。

なんで宮舘くんは他の人とああいう喧嘩芸をしないんだろう。
例えばふっかとか照とか行けそうな気がする。でも宮舘くんが喧嘩芸をするのは、メンバーの中なら康二くだけだ。

それが、つまりだてこじの二人はお互いを「友達だ」と思っていることの証明なのかもしれない。
照にはどこか少しお兄さんのような態度を、ふっかにはほんのちょっとだけ弟のような感じを。相手側からも全く同じ位置に立っているはずなのに少し、お兄さんや弟のような目線が入っているような気がする。これはあくまで私が感じているだけだけど。

宮舘涼太向井康二、フラットで仲のいい友達の関係。だからこそ喧嘩芸という同じレベルでの言い合いをして笑いに持っていく事ができるんだろう。いいぞ、もっと喧嘩してくれ。


そうださっきの項目で書き忘れたことがある。
本人たち曰く、だてこじは「テンポ感がいい」らしい。

でも私としては、ラジオの康二くんはわりと他のコンビともテンポよく話してる印象がある。ふかこじラジオでのテンポ感はコロコロコロって一切止まらず転がっていき本当にすごいと思った。話芸って感じ。
対して、宮舘くんも他の人とのラジオの時にも、わりとつらつら話してる感じがする。だてあべラジオやいわだてラジオ、なんだったらだてラウもすごくテンポよく感じた。


でも、ここでいうテンポの良さというのはきっと、ただ転がるように掛け合いをするのではなく。
速度と間と投げかけられる言葉のチョイス等から、とても会話しやすいと感じる意味での『テンポ感が良い』なんだと思う。

何を言うか、どこでボケるかの想像がついてるのか、とにかく頭を回転させ過ぎなくてもつらつらと話せてそれがよどみなく、心地よく続いていく、そんな意味でのテンポ感がいいなんだろう。なにそれ最高じゃん。

 

話がずれた。
宮舘担のわたしとしては、そんな無邪気な宮舘くんを引き出してくれている康二くんにあたまがあがらないし。
そんな関係性を築けている二人をやっぱり大好きだなと思ってしまう。

 

 

【まとめ】

まとめ。
ここまで書いた上でのまとめ。そう。まとめね。

まとめようと思った時期もあった。でもそんなの無理だった。

時は9/27日火曜日、思い当たることのあるあなた、だてこじ担ですね?
っていうかここまで読んでんならそうだろ。そう。それだよそれ。正解。あってるよ。
康二くんのブログでふたりでランチに行ったっていうあれだよ。

 

もーーーーーーーーーーさーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
本当にさーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!

もうさーーーーーー!!!

全部飛んだよね。
なに?おかゆアニメ的な濃度が決して高くない関係性がいいって。
もう一回言ってみ?ふとした日常にストーリーが見える関係性がいいって
で?なんだっけ、無邪気なところがうんたら?


うるせええええええええええええ
自分だまれえええええ


ほんっっっっっっとにさあ、二人が、時間空いたからってランチ行って同じメニュー頼んで宮舘くんが大盛りでなのに食べ終わるタイミングは一緒で?え?なにどういうこと???
はああああもう、だてこじへの大好きがすぎる。


これは完全に妄想だし当てずっぽうだけど。
あの写真、大盛りの皿が大きく写ってて普通盛りが奥にあったよね?ってことは、康二くんは自分の席じゃあの写真取れないってことじゃない?
これから導かれるのは、ブログに乗っける写真がなかった(ご飯の写真撮り忘れた)から宮舘くんが撮ったものを送ってもらった、もしくはわざわざ宮舘くんの席の位置まで移動して写真を撮ったの二択になるわけで。

もうさあああああ
まじで友達じゃん。平日ぶらりランチ旅じゃん。なんで同じメニュー頼んでるの仲良しダネほんとうにさ!!!!
しかも、どっちが撮ったかしらないけど宮舘くん写真撮る前にパスタもう混ぜちゃってるね!我慢できなかったんだね!わかるよ美味しいそうだもんね!!!!

 

もうさ、それ。
ほんと。ただの友達同士の食事じゃんまじで。私もよくやるわ。
それまでの会話が楽しくて、目の前のご飯がおいしそうでついもう写真撮る前に手をつけちゃうみたいなあれ!!!

 

あーーーーーー。
色々無理やり考えたけど、やっぱり私はこまけえ事考えるその前に脊髄反射でだてこじが好きだ。あの二人のあったけえにこにこしちゃう仲の良さが大好きだ。

 

つまりやっぱり、そういうことなのだ。
私がだてこじを好きなのは、理性の及ばない感情の部分なんだ。
もうズブズブだよ。どうしてくれる。

 

だから、うんこれからも末永くのんびりと、急がず焦らずこのままのペースで仲良くすごしてくれ!!!


以上!!!

 

以上って行ったけど、今週のだてこじの素のまんま楽しみだよね!!!

ね!ね!!!!!